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自分達の演奏力を問うには、メンバー間だけの話し合い以外にも大切な事があります。
それは客観的にあなたのバンドを「あなた自身が捉える事が出来るか」という、
一歩引いた見方が重要になります。そして、メンバーがそれぞれ気づかなかったクセや、音の合わせ方、
聴こえ方、見せ方などのレベルが、厭でも理解できる様になります。
それはバンドとしてのスキルアップに繋がるのは勿論のこと、個性を活かせる「きっかけ」にも繋がります。
そんなメリットの詰まった客観的見方は「録画をする」 、たったこれだけです。

バンド演奏の動画は様々な改善点を示してくれています。
スキルアップするためのHow toが見事に濃縮されているといっても過言ではありません。
最低でもスタジオ練習やライブなどで、月に一回は録画をしてみて、
メンバー間で意見を出し合う事をお勧めします。たったそれだけで、見違えるほどバンドのレベルが上がります。

ハンディカメラなどの録画出来る媒体をメンバーで割り勘して買えば、
安いコストで最大限の 効果が期待出来ますよ。
これはかなりというか、「絶対にやった方がいい」と確信出来ます。

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よく音声だけの録音で色々解かったように語り合うバンドもいますが、
それは全体的なスタイルとして、正しいとは言えません。バンド演奏は目と耳で判断するものだからです。
また、録音する位置もかなり重要になってきますので、
なるべくバランスのいい位置で録画する事が大切になってきます。
アンプやモニター付近から一定の距離を置くのは勿論のこと、その録画媒体の性能を汲みすることも重要です。ヘッドフォンやイヤフォンを買う時に判断するような高音域系のサウンドなのか、それとも中音域なのか、
低音域重視なのかといった事まで理解出来ないまま映像だけの音質で判断すると、
「録画媒体の性能に合わせた音作り」になってしまいます。
こうなると、普段のスタジオ演奏にも支障が出てきますので、
音質は録音・録画媒体ではそんなに神経質にならないほうが賢明だと言えます。

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演奏の動画をお勧めしている理由は音質よりも、音の頭の合わせ方や、音の切り方、メンバーの表情や服装、グルーヴ感や、その曲全体の雰囲気を感じるための表現力といった理由からです。
是非、録音だけでは無く、録画を試してもらいたいと切実に思います。 むしろ録画オンリーで問題ないです。






記事:ライターshoz

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